|
脳が直接エネルギー源として利用できるのはブドウ糖だけだが、脳が正常に機能するためにはその他に多くの栄養素を必要とする。そのため、現代型栄養失調になると、身体よりもまず脳に悪影響が現れる。 人間の脳は、本能的な衝動を司る「大脳辺緑系」の周囲に、理性の脳「大脳皮質」が存在している。この大脳皮質が大脳辺緑系を制御しているため、人間は本能を剥き出しにする事なく生活ができるのである。この抑制系統に深く関与しているのが、セロトニンという神経伝達物質。
セロトニンが不足すると、理性の脳からの抑制命令が伝達されなくなり、本能の脳が暴走し、食欲・性欲といった原始的な衝動が抑えきれなくなったり、感情を剥き出しにしてしまう。この時に噴出する衝動が食欲なら「過食症」攻撃的なら「キレる」ということになる。 セロトニンの材料となる栄養素を減らしたエサを与えて育てたラットは凶暴になり、ほかのラットに噛み付いた。 この実験からも判るように、セロトニンの低下は食生活によっても起こる。(他にストレスなどでも低下を招く。)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||